リモートコントロールソフトウェア

テレワークでのリモートアクセス活用

テレワークで会社のパソコンに接続する方法。出社中に済ませておく準備、接続方式の選び方、法人利用で注意すべき点をまとめます。

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テレワークで「会社のパソコンにつながらない」という問題は、その大半がオフィスを出る前に 生まれています。この記事は、出社中にやっておくこと、自宅からの接続手順、 そして法人利用で押さえるべき点の順に整理します。

オフィスを出る前にやっておく三つのこと

1. 対象のパソコンを起動したままにする

最も多い失敗であり、しかも気づいた時には手遅れになる種類の失敗です。 リモートアクセスは動作している端末にしか接続できません。電源が切れている、 あるいは休止状態に入った端末を起こすことはできません。

確認すべきは二点です。シャットダウンしないこと(画面ロックは問題ありません)、 そして電源設定でスリープや休止状態に入らないこと。ノートパソコンの場合は、 カバーを閉じたときの動作も確認してください。

2. 無人アクセスを設定しておく

決定的な点は、自宅から接続する時、オフィスのパソコンの前には誰もいないということです。 「接続を許可」を押してくれる人がいません。

したがって、あらかじめ無人アクセスを設定し、 アクセスコードを控えて出る必要があります。ソフトを入れただけで無人アクセスを 設定し忘れる——これが二番目に多い失敗です。

3. デバイス ID とアクセスコードを手元に控える

そのパソコンの中だけに控えるのは避けてください。接続できない状況では、 その情報も読めません。

  • デバイス ID は「どの端末か」を表し、インストール後は変わりません
  • アクセスコード は「承認なしで接続してよいか」を決めます

両者の違いは接続の基本で説明しています。 アクセスコードはパスワードと同等に扱い、チャットに貼らないでください。

自宅からの接続

自分の端末にも同じソフトを入れ(両端とも同じものです)、会社のパソコンのデバイス ID と アクセスコードを入力すれば、相手側の操作なしに接続できます。

社内 VPN への接続は不要です。 WorksLink は独自の暗号化接続を確立するため、 「まず VPN につないでください」という手順が要りません。実務では、この一手順が つまずきの原因になっていることが少なくありません。

つながらない時の確認順序

可能性の高いものから確認してください。最初からソフトを疑わないことです。

  1. その端末は本当に起動しているか。 出社している同僚に確認してもらうのが確実です。 失敗原因の大半はここに集中します。
  2. デバイス ID の入力は正しいか。 桁数が多く、一文字違いは見た目で気づきません。
  3. 無人アクセスは設定済みか。 未設定なら、相手が不在である限り永久につながりません。 症状は「つながらない」と同じですが、原因はまったく別です。
  4. 両端のバージョンが離れていないか。 双方を最新にして再試行します。
  5. 社内ネットワークに外向き通信の制限がないか。 これは自力では切り分けられません。 情報システム部門に確認してください。

法人利用で押さえるべき点

「無料」で検索して来られた方に、先にお伝えしておくべきことがあります。 WorksLink の無料版は個人の非商用利用が対象です。会社の業務で使う場合は 有料プランが必要になります。

また、無料版には接続ログとセッション録画が含まれません。 つまりその接続には後から確認できる記録が残りません。 個人利用なら問題ありませんが、「誰がいつ何に接続したか」を説明する必要がある場合は 不足します。詳しくは料金とライセンスをご覧ください。

導入前に情報システム部門へ相談することもお勧めします。多くの企業にはリモートアクセスに 関する方針があり、部門が一括展開・グループ単位の権限付与・ログと録画の有効化を まとめて行うほうが、各自が個別に導入するより安全で手間もかかりません。

対応している環境

WorksLink が提供しているのは Windows と macOS 向けのインストーラーで、 両端に必要です。iOS・Android・Linux 版は未リリースのため、 スマートフォンから会社のパソコンを操作することは現時点ではできません。 詳細はダウンロードと対応環境をご覧ください。